二人の手で作ったハートマーク

婚活でつまずいてしまう原因の多くは、お相手の欠点ばかりが目についてしまい中々前に進めないという事です。
今回はお相手の欠点ばかりが目についてしまう理由とその対処法についてお話したいと思います。

【 もくじ 】

01. 嫌なものはイヤで良い

02. 欠点ばかりが気になる理由

03.  対処法

04. まとめ


01. 嫌なものはイヤで良い

結婚相談所を開業した当初は「お相手の良い所を見るようにしましょう!」と、アドバイスしていましたが、正直なところ「嫌なものは嫌だよね。嫌なのに良いところを見るなんて出来ないよ。」と、私自身感じていました。

そんな風に感じる自分自身を「仲人として失格かなぁ。」と悩んだこともありました。けれど、私自身がお見合いで経験していますから、会員さんたちに言う事にどうしても抵抗があったのです。

仲人失格かもしれないけど、会員さんたちに「お相手の良い所を見るようにしましょう!」と言うのはやめました。


02. 欠点ばかりが気になる理由

欠点はどんな人にもありますが、お見合いにおいて欠点が目立たない人も存在します。

そういう人は欠点を認めていて、自分の持つ魅力で欠点をカバーしているのです。

一方、欠点が目立ってしまう人はと言うと、欠点にも気づいておらず自分の魅力を活かせていない為、欠点をカバーする事が出来ていないのです。

つまり、お相手が自分の欠点をカバー出来ていないから、欠点ばかりが気になってしまうのです。


03.  対処法

お相手の欠点ばかりが気になってしまうからといって自分を責めてはいけません。

一概には言えませんが、欠点ばかりが気になるのはお相手の努力不足が往々にして多いのです。

結婚したいと真剣に考え、婚活に前向きな人であれば欠点を直す努力をしたり、直せなければ長所でカバーしたりと相手に好感を持ってもらえるよう努力します。

対処法はただひとつ。

そんなお相手と巡り会うまで頑張るしか無いのです。


04. まとめ

婚活は男性も女性も自分と向き合う事から始まります。 自分と対峙し、欠点を認めて直す努力をしたり、長所に磨きをかけ欠点をカバーする努力をする。
こういった努力により成長し、その成長が自信となり人としての魅力を増すことになります。 そんなお相手と出会えれば、無理に良い所を見ようとしなくても自然に好感を持てるはずです。


夫とのお見合いで印象に残っている事。
夫は話題が豊富で楽しく会話が出来ましたし、謙虚で穏やかで好印象でした。何より、バツイチ子持ちの私の生き方をさげすむことなく、褒めてくれた事がとても嬉しかったのです。
ところが、しばらくして私の顔をまじまじと見つめ唐突に「鼻が低いね。」と言ったのです。 私は唖然としてしまい「ひどい!」と、一言言うのがやっとでした。 けれど、夫の顔を見るとニコニコしているのです。その顔を見たら怒る気にもなれず、私も笑ってしまいました。 信じられない失礼な発言でしたが、それまでの夫との会話が好印象だったので私はやり過ごすことが出来たのだと思います。
夫は、決して冗舌ではなくむしろ無口な方ですが、お見合いでは一生懸命話したり聞き役に回ったりしていました。 その頑張りが私に伝わり「この人、良い人だなあ。」と、感じたのです。 だから、セクハラ発言も笑って許すことが出来ました。

最近、この話を夫にしたら「そんなこと言ったっけ??」と、とぼけています(笑)