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~ はじめに ~

恋愛経験が乏しく容姿にも自信が持てない、自己肯定感が低い。そんな風に思って婚活を躊躇している方は少なくありません。 私の相談所にも同じようなお悩みを抱えた方たちからのご相談が沢山きます。 今回はそんなお悩みを抱えた方に向けて、自分に自信が持てなかったA子さんの婚活エピソードをご紹介したいと思います。

参考にして頂けたら嬉しいです。

~ 目 次 ~

1、婚活開始時期は頭で考える!

2、笑顔は無敵!

3、お見合いで異性に慣れる!

4、辛さを経験してこそ!

5、自然体で居られる人


1、婚活開始時期は頭で考える!

心では無く、頭で考えて婚活を始める

A子さんは男性と交際した経験も無く、容姿に自信が無い自己肯定感の低い20代後半の女性です。

転職することも無く、大学卒業後に就職した総合商社で営業事務を続けていらっしゃいます。 とても真面目で保守的なご性格です。

A子さんが私のところにご相談にいらしたのは、4年前。当時29歳でした。 アイドルの推し活が趣味で、お小遣いのほとんどを推しに注ぎ込んでしまうほど夢中になっていました。 ですから、結婚がしたい訳では無かったのです。 「出来るなら今のままずっと独身でいたい。」これが当時のA子さんの本音でした。

そんなA子さんも、ずっと独身でいる訳にはいかないことを理解していました。 頭で理解はしていても、心が結婚に動かないという状態だったのです。

けれど、29歳になりもうすぐ30歳。たぶんこのままでは結婚は出来ないだろうと将来を考え、今やらないと駄目だ!と、意を決してご相談にいらしたのです。

つまり、A子さんは感情では無く、頭で考えて行動したのです。 その行動は大正解でした。 A子さんはご入会から1年半の婚活でみごとご成婚退会されたのです。

婚活では、男性も女性も若さが何よりの強みです。

ハッキリ言って、容姿よりも年齢です。

A子さんは自分の容姿に自信が持てない分、何が強みになるか考えたのです。

その答えが若さでした。

ギリギリの20代でしたが、20代という若さは最大の強みとなりました。

容姿に自信が無い(A子さんは自己肯定感が低いだけ)なら、それを補える自分の強みを見つけることが婚活では大切です。

A子さんは、見事に容姿に代わる強みを見つけたのです。


2、笑顔は無敵!

笑顔は若さ同様、物凄い強みになる

次に、A子さんには『笑顔』を心がけてもらいました。

真面目で保守的なA子さんは、表情が硬く人を寄せ付けない印象がありました。

『笑顔』を心がけると、人からの印象も変わりますし、自分自身も明るく朗らかに変わっていきます。

けれど、笑顔で!と言っても簡単には出来ません。『笑顔』を作るのは意外と難しいのです。

A子さんには鏡を見て練習してもらいました。

そう『笑顔』を作る練習です。

正直、 目は笑って無くても口角を上げるだけで十分笑顔になります。そう伝えると、A子さんの笑顔に対するハードルは大分低くなりました。

結果、A子さんは明るく可愛らしい笑顔を身に付けることが出来たのです。

こうなるとA子さんの印象は真面目で保守的といったお堅い印象から、明るく可愛らしい印象に180度変わりました。 日々の生活でも笑顔を心がける事で、内面も明るく積極的に変わっていったのです。

『病は気から』と似ているなぁと感じました。不思議なものですね。

20代という若さと明るく朗らかな笑顔を手に入れたA子さんは沢山お見合いが成立しました。

笑顔から性格の良さがうかがえるので、婚活では美人やイケメンより笑顔が素敵な人の方が人気なのです。


3、お見合いで異性に慣れる!

恋愛初心者は、先ずはお見合いが練習の場

素敵な笑顔を身に付け、沢山お見合いが成立したA子さんですが、特定の男性とお付き合いした経験がありません。緊張しまくりで笑顔でいるのが精いっぱい。会話を楽しむ余裕なんて全くありませんでした。

ですから、先ずは男性と一対一で過ごす事になれて頂く必要がありました。

恋愛経験の無い方は、お見合いが練習の場となります。

お見合いを繰り返す事で、緊張せずお相手に聞きたい事や自分が話したい事を自然と話せる様になっていくのです。

言い方が良く無いかもしれませんが『場数を踏む』事が大切なのです。

A子さんも沢山の場数を踏み、その結果、男性と自然な会話がみるみるできる様になっていきました。 男性との一対一の会話になれてくると心にも余裕が生まれます。 最初は、ドギマギして話す事に精一杯だったA子さんにも余裕が生まれ、お相手のお人柄を何となくですが、把握できる様になっていきました。

何事も慣れれば余裕が生まれ、色々な事が見えてきます。

お見合いも同じです。

場数を踏み、異性との会話に慣れてくれば例え短い時間でもその方のお人柄が見えてきます。

お相手のお人柄を知ることがお見合いの最大の課題です。

ですから、そうならなければお見合いする意味がありません。

A子さんは、最大の課題をクリアしたのです。


4、辛さを経験してこそ!

感謝の心がご縁を引き寄せる

A子さんに限らず、婚活を始めた当初は漠然とお見合いを繰り返します。

そして、お相手を探すというよりお相手の粗探しをしているの?と、言うほどお相手に高い理想を押し付けてしまいます。 けれど、お見合いや仮交際を繰り返すと、傷つき辛い思いも経験します。その経験があるからこそ、お相手に出会えた事にも感謝出来る様になるのです。 感謝の心が無ければ、運命の人とは決して出会えません。 感謝の心が運命の人を見抜く千里眼となってくれるのです。

逆に言えば、辛い経験をして感謝の心が持てなければ、何人の人とお見合いをしても、運命の人を見抜けず良いご縁を逃してしまいます。

A子さんも数人の方との仮交際、真剣交際をする中で、沢山の辛い経験をし悩みました。

その経験値を積んだからこそ、運命の人と出会うことが出来たのです。

辛い経験が感謝の気持ちを持たせてくれる様になり、感謝の気持ちが運命の人を導き出してくれます。

婚活に近道はありません。


5、自然体で居られる人

自分が良い状態でいられる人が合うお相手

A子さんは沢山の方とお見合いをし、数人の方と仮交際、真剣交際に進みました。

恋愛経験の無かったA子さんは、最初どんな人が自分以合うのかが分かりませんでした。

婚活を通し様々な経験から、A子さんはどんな人が合うかではなく、一緒にいて自分が自然体で安定した良い状態でいられる人が自分に合う人なのだと分かったのです。

旦那様となった男性は、一緒にいてA子さんが自然体で居ることが出来、穏やかな自分でいられるのだそうです。

旦那様も同じ気持ちだそうです。

お互いが自然体で良い状態でいられるお相手こそ運命の人なのです。

~ まとめ ~

A子さんの婚活を振り返ると、感情ではなく考えて行動したことが分かります。

結婚に興味が無かったA子さんですから、結婚したくなるのを待っていたら結婚は難しかったでしょう。

学校に行きたいから行くのでは無いし、働きたいから働くのではありません。(もちろん、やりたい仕事に就いている方は別です。)皆、生きるために必要だから学校も仕事も頑張るのです。

私は、結婚も同じだと思っています。

生きていくために、ほとんどの人は精神的にも経済的にも結婚は必要だと考えています。

ですから、気持ちを優先にすべきではないのです。

A子さんのように感情ではなく、考えて行動すれば後で後悔はないはずです。

今、あなたがA子さんと同じように悩んでいるのなら、今が動くべき時なのです。


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