考える女性

結婚は何のためにするのでしょうか?

令和2年国勢調査によると2015年と比べ2020年は、20代〜40代のどの年齢階級でも未婚の割合が上昇しています。

一方で、既婚者になる道を選ぶ人が多いのも事実です。

今回は結婚を何のためにするのか、わからなくなる理由を解説します。

【結婚は何のためにするの?】

結婚は、何のためにするのでしょうか?

ときには面倒でも婚活し、家庭を築く理由をチェックしましょう。


老後の不安を軽減するため

老後の不安軽減のために、結婚に踏み切る人がいます。

いざというときに一番頼れる、パートナーができるからです。

今は健康で仕事ができても、将来はわかりません。

生活に必要なお金が発生しても、稼げない場合があります。

法的に手続きし認められた相棒を味方につけ、大変でも助け合いながら生きていきたいのが本音でしょう。


家族をホッとさせるため

家族に安心感を持ってもらいたくて、結婚願望が高まる人もいます。

一生の中の1つの節目達成になるからです。

多様性により結婚が義務・当たり前ではなくなってきていますが、現在も家庭を持つことは重要な要素といえます。

「生涯を共にできる相手を見つけ、私の役目が1つ終わった」と胸を撫で下ろす親も多いのです。

ホッとした家族の顔を見るために、結婚を考える人もいます。


経済的な安定のため

経済的な安定を求め、結婚が頭に浮かぶ人もいます。

金銭的な援護が2人分になるからです。

自分が倒れると、収入源を一気に失います。

しかし結婚すれば支え合うパートナーができるだけではなく、相手の稼ぎもプラスしやすい点がメリットです。


未婚に対する周囲からの好奇の目にさらされないため

未婚に対し社会から指摘される煩わしさから逃れるために、結婚を選ぶケースもあります。
していればしない理由を両親や親戚から勘ぐられたり、悪い噂をされていると気に病んだりすることもありません。
既婚者ステータスを手に入れたいと願うのです。


待ってくれる家族を作るため

待ってくれる法的な家族を作るため、結婚する人もいるでしょう。
一人暮らしの家に帰るのは寂しいからです。
結婚すれば生活サイクルの違いはあれど、電気がついた部屋へ帰宅できる機会が増えます。
家事や育児の分担もできます。
「ただいま」と言葉にすれば「おかえり」と返してくれる存在を手に入れ、ほっこりしたやり取りができる未来が約束されやすいのです。


世界を広げるため

自分の世界を広げるために、結婚へ進む人もいます。

1人でいれば気楽かもしれませんが、自分の価値観だけで凝り固まる可能性があるのではないでしょうか?

結婚は、過去の生きてきた環境が違う者同士が一緒に暮らすようになります。

お互い協力し、相談し折り合いをつけながら新たな生活を築くため世界が広がり、自身の成長に繋がりやすいのです。


支え合い、各々の弱点も補い合えるパートナーを作るため

お互いカバーしあえるパートナーを作るために、結婚する人もいます。

苦手分野が誰しもありますが、2人いれば対応できる幅が広がり乗り越えて行きやすいでしょう。

1人の限界を突破しやすいのです。


子育てをするため

自分の子供を作り、育てたいと結婚するパターンもあります。 

孫を残す本能から、自身の血を分けた分身がほしいと願うのです。


好きな人と一緒に過ごす幸福感で満たすため

「この人とずっと一緒にいたい」と思い、自然と男性が彼女にプロポーズし結婚に進む場合もあります。

愛する人と一緒に暮らし、自分が喜びに満たされるために結婚する人も多いのです。

【結婚は何のためにするかわからなくなる理由】

様々な理由で、結婚を選択肢に入れることがわかりました。

ではなぜ、何のためにするか見失うのでしょうか?

わからなくなる理由を紹介します。


常に新しい恋愛を求めているから

常に新しい恋愛対象を求めている場合、結婚は何のためにするのかわからなくなるでしょう。

カップル同士の日々刺激ある生活を重視するからです。

結婚はお付き合いし、この人だと決断した1人と添い遂げるようになります。

恋人時のドキドキは月日が流れるにつれ少なくなり、落ち着いた関係性になりがちです。

安定を退屈と捉える場合、デメリットに感じ結婚しない選択をするのでしょう。

相手を変えるのではなく、自分が変化していく必要があります。

何気ない今の幸せを噛み締め新しい経験や趣味で一緒に楽しむなど、考え方や生き方も含めた方向転換が結婚には欠かせません。


今の生活に満足しているから

今の生活に悩みがなく、結婚に魅力を感じない場合もあります。

十分幸せを感じているので、暮らしを変えてまでする必要ないと考えるのです。

結婚しなくても、交際し事実婚のような近い状況は作れると感じる人もいるでしょう。

しかし、婚姻届を出して夫婦として認知してもらうことは格別です。

より豊かになるために結婚生活といった、マインドチェンジが大切かもしれません。


誰かと一緒に暮らすのが考えられないから

一人暮らしが長すぎて、他者との生活が考えられない人間もいます。

自分の生活パターンが決まっており、崩されたくない・自由を失いたくないとストレスを感じるのです。

スタートしてみて話し合い・共有しながら、お互い心地よい新たなリズムを構築していく気楽な考えが必要でしょう。

不自由な中でたまにある一人の時間は、ずっと自由よりも特別な期間になります。


結婚にマイナスイメージがあるから

結婚に良い印象がなく、何のためにするか理解できなくなる場合があります。

周りに悪いモデルがいると自分も同じようになるのではないか、理想を叶えられないと自信を持てなくなるのです。

出産によりキャリアが途切れると、心配な女性もいるでしょう。

しかし、第三者と同様の道を歩むとは限りません。

うまくいくかは、あなたの気持ちや行動次第です。


金銭面が心配だから

家庭を築けるほど金銭の余裕がないと、結婚は無理だと思う恐れがあります。

現実問題、お金がなくては生きていけません。

1人で食べていくのに必死だと、結婚は諦めようと思ってしまうのです。

しかし今は1人が稼いで養うだけでなく、共働きの夫婦も増えています。

人生80年といわれる時代。

1人で責任を全て負担するのではなく、共に生活するパートナーと出会い協力し、支え合う意識も大事です。

【結婚は何のためにする?不幸にならないため】

年齢を重ねれば重ねるほど、自分の努力や我慢だけでは解決しない例えば次のような問題が増えてきます。

将来高齢になった時の問題

  • お金がほしければ働けば良いと考えるが、歳を取ると働きたくても働かせてもらえなくなる。
  • 独身の方が自由で気楽と思っていても、自分が歳を取れば親も歳を取り介護の必要も出てくる。
  • 友人がいるから寂しくないと思っても、友達はあくまで友達で決して家族にはならない。

上記を1人で背負うのは、辛く孤独なものです。

けれど、結婚してパートナーができれば1人ではないと実感します。

お互いを助け、愛情を持って支え合う相手がいるのは心強いものです。

困難にあったとき1人では不幸と感じることも、相手に助けてもらったり励ましてもらったりすると幸せに感じます。

こう考えれば、「結婚は不幸にならないためにする」と思いませんか?

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