アルカ デ ノア親御様向け結婚相談のチラシ

母としての最期の仕事

娘(息子)が結婚しない。と、悩んでいる親御さまは少なくありません。
今時はお子様の結婚には親御さまの後押しが必要なのです。

私個人の話になりますが、私には35歳の娘が一人おります。娘は3年前に結婚相談所で良いご縁に恵まれ結婚しましたが、婚活を始めるまではアイドルの追っかけに夢中でしたし、交際経験も無かったので、このまま放っておいてはこの子は一生結婚しないと思い婚活を勧めました。
当然、娘は嫌がりましたので「嫌なら35歳までに家を出て自立しなさい。」と、言うと娘は「今のお給料で独り暮らしは無理だから結婚して家を出る」と、言い出しました。婚活の動機が不純な気もしましたが、とりあえずは動く事が大切と思い日本仲人連盟(NNR)に登録しました。
当時、娘は29歳でしたのでお申込みも沢山頂き、お見合いも沢山組めました。
最初は面白がってお見合いを繰り返していましたが、数人の方と交際に発展しては上手くいかずを数回経験するうちに娘は本気になっていました。交際経験が無かった娘は、結婚相談所で恋愛経験を積んでいったのです。婚活を始め二年が経つ頃には真剣交際に進んだ方も数人いましたが、どなたも縁が無く娘は辛くて泣く事もありました。
その頃の娘は、婚活を始める前よりもずっと大人になっていましたので、婚活は人を成長させると娘を見て感じました。
それから間もなくして、夫となる男性とご縁が繋がり成婚することが出来ました。
今では、声をかけなければ帰ってこないほど彼との生活が楽しい様で、親としてはあの時キツク家を出ていきなさいと言ったのは正解だったと思います。本音を言えば、一人娘ですからずっと手元に置いておきたいのが本音ですが、私が死んだら娘は独りぼっちになってしまう。それは、親として耐えられないと思いました。だから、結婚して彼女の家族を作ってもらいたかったのです。

今、思うと娘に婚活を勧め結婚させたのは『母としての最期の仕事』だったように思います。

お子様の結婚には親御様の後押しが必要

お子さんが学生の時は「勉強しなさい」「塾はどうしたの?」「テストはどうだったの?」などと、口うるさく言ってしまいますが、社会人になった途端言う事が無くなり子供との距離ができます。
「結婚する気無いのかしら。」と、心配でも遠慮してしまい聞く事が出来ない親御さんが大変多く感じます。
一方、お子さんは、親から何も言われないからこのままで良い。」と、思ってしまうでしょう。

結婚は何十年か先を想像して決めるべきだと私は考えます。
今は若く健康で働けるし、親も健康で元気。だから、あえて今の生活を変えたくないとお子さんたちは思っています。
親の方は、そんな事言わなくても分かっているはずと思い込んで何も言わない。そうやって、10年も20年も過ぎてしまった親子さんを私は何人も見てきました。
そして、最後は親を独身のままで見送らなければ辛さ。自分に家族がいればその悲しみは大分軽減されるのです。
私は、自分に家族が居てこそ親の死を受け止められると思っています。だから、結婚はするべきだと思うのです。

「結婚しないの?」などという聞き方ではなく、こういった話を冷静にしていく事でお子様が結婚を意識する様になります。
今時は他人がこういった話をするとコンプライアンスに引っかかりますから、お子様の結婚の後押しが出来るのは親御さましかいないのです。
是非、勇気を持ってお子様と向き合って頂きたい
と思います。

お子様のご結婚について、親御さまのご相談を随時受け付けています。
お気軽にご相談ください。



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