■26歳女性 神奈川県在中 会社員
・婚活期間 1か月
・交際期間 約1年
■お相手 30歳男性 千葉県在中 会社員

両親のような夫婦になりたい
A子さんと初めてお会いしたのは、私の占いでした。
その日のA子さんは、ベレー帽にフワッとしたワンピース姿がとても可愛らしく、ディズニーキャラクターをぶら下げたリュックを背負っていらっしゃいました。
当時のA子さんは25歳でしたが、私には20歳そこそこに見えたので、26歳と聞いてとても驚きました。
それが私から見たA子さんの第一印象でした。
「今日は何を占いますか?」と、A子さんに尋ねると唐突に「結婚したいんです。」と、言うのです。
これにはまた驚いて「彼が欲しいのではなく、結婚がしたいの?」と、聞き返すとA子さんは「はい。職場には出会いが無く、少しでも若いうちに良いお相手と出会って結婚したいと考えています。」と、しっかりとした口調で答えました。
私は、未だ若いのに何故結婚したいのか疑問に思いA子さんに尋ねると、ご両親が仲良く昔から「両親のような夫婦になりたい。」と、ずっと思っていたそうなのです。
彼女は結婚に対して現実的なビジョンをしっかり持った、見た目とはうらはらな大人の女性なのだと分かりました。
彼女の印象がガラッと変わった瞬間でした。
「それなら、占いでは無く結婚相談の方が良いのでは?」と、聞くとA子さんは恥ずかしそうに「はい。実はそう思ってきたんです。婚活相談というのが恥ずかしくて、占いを口実に聞いてみようと思ったんです。」と、顔を赤くしておっしゃいました。私は、可愛いなあと思い思わず笑ってしまいました。
幼さと大人っぽさが混在するとても魅力的な女性だと私は感じて、この方のお世話がしてみたいと思ったのです。
こうしてA子さんは当相談所へご入会され、婚活を始める事になりました。
女子アナみたい
婚活が始まると、先ずはプロフィール写真の撮影です。
プロフィールに掲載する大切なお写真ですから、それ相応のお洋服とヘアメイクが必要です。
A子さんはお洒落ではあるものの、プロフィール写真に適したお洋服とは趣味が違っていました。どんな感じの洋服が良いか分からない様子なので、お顔を隠した数人の婚活女性のプロフィール写真を参考にとお見せしました。その写真を見たA子さんは「女子アナみたいですね!私着た事無いです。似合うか不安。」と、おっしゃっるので「大丈夫。私が同行するからA子さんに似合う洋服を買いに行きましょう。」と、お誘いすると安堵されいつもの笑顔が戻りました。
数日後、二人で買い物に行きA子さんにお似合いの女性らしい白いブラウスと淡い黄色のスカートを購入しました。この時の買い物はとても楽しくA子さんとの距離がグッと近づきました。
次はいよいよ写真撮影です。もちろん撮影には私も同行しました。
普段、メイクはほとんどしないというA子さんですから、プロにメイクをしてもらうとなると緊張していましたが、みるみる綺麗になっていくご自分を見て「自分じゃないみたい!」と、嬉しそうで緊張は解れた様子でした。
A子さんは普段からメイクをしない為、メイク道具もほとんど持っていないとおっしゃるので「大人の女性としてすっぴんは失礼よ。ある程度のメイクは礼儀だからお見合いやデートには必ずメイクして行く事。最小限で良いからメイク道具も準備してね。」と、アドバイスしました。
撮影が始まり、A子さんは最初緊張して中々笑顔になれませんでしたが、カメラマンさんの上手い冗談に乗せられて徐々に緊張も解れニコニコ顔になっていきました。
おかげで撮影は順調に進み、A子さんの魅力が伝わる素敵な写真を撮る事が出来ました。
婚活用の洋服もプロフィール写真も準備が出来、いよいよA子さんの婚活がスタートしました。
お見合い開始
婚活が始まり、間もなくして3人の方とお見合いが成立しました。
A子さんがお申込みをした25歳男性、申し込まれた26歳男性、そして、私がご紹介した30歳男性の3人でした。
トップバッターは私が仲人さん主催のプロフィール交換会でご紹介された30歳の男性でした。
当相談所は最初のお見合いには必ず同行しますので、A子さんの場合も同様に付き添いました。
A子さんは、私のアドバイス通り薄化粧で現れました。
聞けば、お母様のメイク道具を借りて練習し、メイク売り場でメイク道具を購入。化粧部員さんにアドバイスを頂いたそうです。「初めてだから、よく分からなかったけど面白かったとです。」と、苦手な事も好奇心を持ってチャレンジするA子さんに前向きな大らかさを感じました。
場所は、先方から指定されたホテルの最上階のラウンジです。しかし、ここでアクシデントが起こりました。午前中の約束でしたが、行ってみるとオープンが午後からだというのです。お相手の男性はまだ到着していなかったので、急ぎ先方の相談所に連絡を取り、お見合い場所を同じホテルのロビーラウンジに変更の旨を伝え、お相手男性に伝えてくださる様お願いしました。A子さんと私は急いでロビーのラウンジ入り口に行き、お相手男性をお待ちしました。
それから間もなくして、高身長の真面目そうな若い男性が大急ぎで現れました。聞けば、やはり最上階まで行ってしまったそうです。
仲人さんから連絡をもらい、慌ててロビーまで下りて走ってきたので汗をかいていらっしゃいました。「焦りました!」と、仰いながら汗を拭う姿が全く不快では無く、逆にすがすがしく爽やかに感じました。
A子さんは初めてのお見合いですから緊張した様子でした。
お見合い後にA子さんから連絡をもらう約束で、私はご挨拶し「今日が初めてのお見合いだから緊張していますのでよろしくお願いしますね。」と、付け加え、お引き合わせだけして帰宅しました。
それから数時間、A子さんから連絡をもらいました。
お互い緊張していたせいか会話は弾まず時間が長く感じたそうです。彼はお喋りはあまり得意でない様でした。そんな彼ですが、帰りの途、A子さんを最寄駅まで送って下さったと言うのです。お若いのに気遣いが出来ると感じ「良い方じゃない。どうする?」と、A子さんに尋ねましたが、A子さんは自分の気持ちがよく分からないと仰います。私は、最初のお見合いだから仕方ないなと思い「じゃあ、もう一度会って決めたら?」と、アドバイスするとA子さんも素直に受け入れ、交際希望にされました。
それからほどなくして、お相手男性からも交際希望の連絡が入り交際が成立したのです。
2回目のお見合いは、A子さんから申し込んだ25歳の男性でした。
A子さんが自ら選び申し込んだ男性ですから、正直なところA子さんはこの男性にお会いするのを一番楽しみにしていました。
ところが、実際お会いしてお話してみると話がかみ合わず違和感を感じ、A子さんは辞退されました。
3回目のお見合いは、先方から申し込まれた26歳の男性です。
この男性とのお見合いもホテルのラウンジでした。
A子さんはいつもの通り、購入した白いブラウスとスカート。履きなれないパンプスで頑張って出向きました。しかし、お相手男性は、シャツにジーンズにリュックと超カジュアルなスタイルで現れたので、A子さんは彼と自分のファッションがあまりに違いすぎ、とても恥ずかしかったと後で話してくれました。
けれど、お見合いが始まると話が弾みもう一度お会いしてみたいと彼の印象が変わりました。双方交際希望で交際成立したのです。
A子さんはお二人の男性と仮交際がスタートしました。
優しさと思いやりの逆転劇
26歳の男性との仮交際は、初めのうちは何でも決めてくれる彼をA子さんは頼もしいと感じていました。
けれど、しばらくすると会話は楽しいもののデートの行き先ややりたいことなどをA子さんには一切聞いてくれず、自分本位に進める彼にとの交際にA子さんは疲れてしまいました。
その日も彼の希望で色々な場所に出かけA子さんは疲れていました。おまけにA子さんは新しい靴だったそうで足も痛く、その事を彼に伝えましたが「そうなんだ。」で終わってしまい、予定を変えず自分の買い物を優先したのです。この事から『自分勝手な人』と分かり、A子さんは交際終了を決めました。
一方、最初のお見合いの30歳の彼とのデートはというと、行きたいところややりたい事を彼が数点考えてA子さんに選ばせてくれるスタイルでした。思慮深く思いやりのある彼にA子さんはだんだんと惹かれていくのが私にも分かりました。彼もA子さんと数回お会いするうちに緊張も解れて会話も楽しく出来る様になっていました。最初からからずっと26歳男性が優勢でしたが、この頃になると30歳の男性が見事逆転したのです。正に優しさと思いやりの勝利でした。
こうして、A子さんは30歳の彼お1人と向き合う事になったのです。
ポイント加算の様に
A子さんと私はよく面談をしましたし、LINEや電話で事細かにA子さんから報告をくださいました。なので、お2人の距離が近づいてゆくのが私にもよく分かりました。
デートの報告では、毎回必ず彼の良いところや心温まるエピソードを聞かせてくれました。
例えば、彼は道を歩く時もA子さんを気遣い、さり気なく壁側を歩かせてくれたり、飲食店に入った時は必ず人目に触れない死角の席にA子さんを座らせてくれるなど、さり気ない彼のやさしさと思いやりがA子さんの中に、まるでポイントがたまるかの様にドンドン貯まっていきました。
また、A子さんも大変優しく、気の利く女性です。
彼は30歳とお若く、独り暮らしですから経済的ゆとりはあまり無いとA子さんは分かっていました。けれど、彼はいつも高額で美味しいところへA子さんを連れてくれるそうです。もっと手ごろなお店で良いのにとA子さんは思っていました。そこでA子さんは「回るお寿司が食べたい!」と、提案したのです。男性としての彼のプライドを傷つけず、経済的負担を減らす方法を考えての提案でした。
何と素晴らしい女性だと私は感心しました。20代の若さでこんなにも相手を思いやることが出来る人は多くは居ないでしょう。
お互いを思いやる気持ちは相乗効果をもたらし、お互いの思いやりでしっかり結ばれたカップルにお二人は成長されました。
このお2人なら真剣交際に進んでも間違いないと私は確信し、A子さんに真剣交際を勧めました。
A子さんも彼と真剣交際に進みたいとおっしゃいましたので、早速先方の仲人さんに連絡を取り、A子さんは真剣交際に進む意思がある事を伝えました。直ぐに先方からも真剣交際に進みたいとお返事を頂きました。
そして、次のデートで彼からA子さんに直接真剣交際の申込みを頂く事になったのです。
私はA子さんにその約束をお伝えしました。
その翌週お二人は予定通りデートし帰りに食事をしましたが、彼が緊張して真剣交際の申込みの言葉を中々切り出せずお店を出ることになってしまいました。気の利くA子さんですから、お散歩しましょうと提案し近くの公園へ行きベンチに座ったそうです。そこで彼が「結婚を前提に僕と真剣交際に進んでください!」と、言う事が出来ました。もちろんA子さんの答えも「よろしくお願いします。」
こうしてお二人は真剣交際に進む事になったのです。そして、A子さんは「真剣交際に進んだのだから手を繋ぎませんか?」と、彼に提案。これには彼も驚きましたが、とても嬉しかったと後に教えてくれました。
そして、初めて手を繋いだお二人の絆が益々強くなったのは言うまでもありません。
お見合いから真剣交際まで約2か月。このまま順調に進むものと信じて疑いませんでした。
けれど、思わぬ事態となりお二人に困難が襲いかかったのです。
コロナ渦を乗り越えてご成婚
ここまで順調に来たお2人でしたが、ちょうど同じ時期にコロナウィルスが猛威を振るい始め、不要不急の外出は控えなければいけなくなってしまいました。しかも、彼が仕事の関係で県外に出ることが禁止になったのです。
A子さんの住まいは神奈川県、彼の職場も住まいも千葉県です。それから数か月会えない日々が続く事になってしまいました。
その間お二人は電話やLINEのビデオ通話で連絡を取り、きっと会える日が来るとお互い励まし合っていました。
A子さんは自分にとって彼がどれだけ大きな存在なのかを、会えなくなって良く分かったと私に話してくれました。
私はA子さんに「やまない雨は無いし、明けない夜も無い。きっと神様が二人を試しているんだと思う。だから、諦めず会える日まで頑張ろう。」と、励ましました。
私は見ているのも辛く、仲人として励ます事しかできない自分がとてももどかしかったのです。
会えなくなって3ケ月、やっと彼の職場が県外への外出を認め、お二人は久しぶりに会える事になったのです。
お二人は会えなかった分を取り戻すように、前にも増して頻繁にお会いになるようになりました。
そして、A子さんのお誕生日に婚約指輪を選ぼうと彼から提案され、その日のうちに指輪を選び、後日彼が取りに行く事になったそうです。
いよいよ、プロポーズだとA子さんも私も思い、A子さんにお受けするよね?と尋ねると、飛び切りの笑顔で「もちろんです!」と、答えました。
けれど、指輪の受取日を過ぎても彼から何も無く、A子さんが彼に指輪を受け取りに行ったか尋ねると「行ったよ。」と、言うだけでした。彼の仲人さんに相談しましたが、本人に任せていると言って何もしてくれず、A子さんはただ待つしか出来ない状況になってしまいました。
そんなA子さんを余所に、彼はプロポーズのタイミングを考えていました。
指輪を受け取ってから数週間後「僕と結婚してください!」と、A子さんに指輪を差し出してプロポーズしてくださいました。ホッとしたA子さんは安堵と嬉しさから涙がこぼれましたが「はい。よろしくお願いします!」と、元気に答えることが出来ました。
その日は、ちょうど一年前の真剣交際に進んだ日で、初めてお二人が手を繋いだ日だったのです。
こうして、A子さんの婚活はコロナ渦を乗り越え、無事ご成婚退会で終わることが出来ました。
A子さんの婚活を振り返って
A子さんはお1人目のお見合い相手とご成婚されました。これはとても運命的な事の様に思えます。
しかも、彼を含めた3人とだけしかお見合いせずご成婚されたのですから、A子さんは本当に婚活優等生でした。
当初、私は25歳とお若いA子さんに対し、ご成婚できるかと疑心暗鬼になっていました。けれど、A子さんは見事に『心の目』で、お相手を見る事が出来ました。それは誰にでも出来る事ではありません。だからこそA子さんはご成婚も早かったのです。『心の目』で人を見ることが出来る出来ないに年齢には関係しないとA子さんを見ていて勉強になりました。
人や物事を大らかな心で見る事、良い点に目を向け感謝を忘れない。A子さんはこうしたことが身に付いていらっしゃいましたから、『心の目』でお相手の良いところを見つけられたのだと思います。
また、婚活開始からたった一か月で運命の男性と出逢えてたのに、交際が一年と長引いてしまったのはコロナという大きな困難がお二人の間に立ちはだかったからです。しかし、その大きな困難をお二人で乗り越えたからこそ絆が深まったと私は思います。
コロナを乗り越えたお二人ですから、この先何が起きようとお二人なら大丈夫と私は確信しています。

前撮りのお写真を送って頂きました。
爽やかでお似合いのカップルですね♡
A子さん、ご成婚おめでとうございます。
交際期間が長引いてしまったけれど、諦めなくて本当に良かったね。本当に頑張りましたよね。
こんなに大きな困難を乗り越えたのだから、きっと幸せになれますよ!
どうぞ末永くお幸せに♡
川崎・横浜・湘南エリアを中心とした神奈川全域対象
寄り添い型結婚相談所アルカ デ ノア

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